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『ガンダムA』で連載中の「ガンダムUC」に登場する主人公機「ユニコーンガンダム」がいきなりMGシリーズでの発売となりました。
名作キットだった「ザクver.2.0」や「ターンエーガンダム」からさらにギミックが進化したスーパーモデルと言えましょう。
通常形体であるユニコーンガンダムからサイコフレームの放熱モードたるデストロイガンダム（悪役っぽいネーミングだこと！）に変形（正しくは「変身」と呼ぶらしい）するのですが、差し替え部分もなく、よくもまあここまで変化させられるものだと感心しきり。
20枚近いランナーに、これでもかというほど細かく分割されたパーツが配置され、一見しただけではどこの部分かも分からない部品がまるでパズルのようにパチ、ピタっと組み合わさって一つの形になっていく様は、驚きをとおりこし、むしろ感動的すらあります。
CAD設計のポテンシャルと金型技術の進化ってホントに凄いんですねえ。
ワンパーツで構成される外装部分がほとんどないため、墨入れせずとも立体感が表現できる点もうれしいところ。
隙間からのぞく、集光クリア素材を使った内部フレームの見栄えも非常に効果的だし、マーキングの手間さえ厭わなければ、組み立てるだけで誰にでも超絶完成品が手に入れられる感動の一作です。
デザインの制約上からか、可動については最新MGモデルから大きく退化しているのが残念ですが、もともとガシガシ動かして遊ぶタイプではないので、ここは素直にカトキ立ちさせて楽しむことにしましょうか。
もちろん、ビームマグナムとハイパーバズーカ（それぞれマガジン部分が脱着可能）にビームサーベル、シールドといった基本的武装も付属。