R-2型ザクEX


初回限定生産のEXシリーズで、高機動型ザク3機セットが商品化。
計四機が生産されたというMS-06R-2がこれにてコンプリートされたことになります。
パッケージは「ギャビー・ハザード機、ロバート・ギリアム機、ビーム兵器試作運用機」という表記になっていますが、一般的なカラーリングのR-2はエリオット・レム機という設定だったはず。
どうやらエリオット・レムはジオン技術将校だから専用機という概念が当てはまらないため、こういう表記になったみたい。
ロバート・ギリアムは青とオフホワイトの機体、ギャビー・ハザードは黒と茶色の機体で、武装としてはザクマシンガンが3つ、ザクバズーカ、ショートバレルタイプのジャイアントバズーカ、ヒートホークに試作ビームライフルが付属(新規開発の武器は一切なし)。
はっきり言ってマニア向けのリペイント商品なんですが、こともあろうかパーツの精度や塗装がぐちゃぐちゃで、「マジ、これで発売していいと思ってるの?」状態。
通販で買ったから選別できなかったけど、ビーム兵器試作運用機に至っては、口のダクト部分に穴が開いているは、パイプが上下逆に取り付けられているはで、もう最低。
客をバカにしたカス玩具でした。
挙句には、太もも裏のパーツが初回分すべて間違っていたそうで、リコールのかかったはじめてのZEONOGRAPHYとなる始末・・・、怒りを通り越し呆れて果ててしまったよ。



後日、バンダイお客様センターへ電話したら、とても丁寧な対応で、太もも裏とパイプが逆に付けられた頭部パーツを10月中に郵送してくれることになっりました。
気持も何とかおさまったものの、よくよく考えてみると、何千人といるであろうユーザーの一人ひとりに対し、こういうきめ細やかな対応ができるのに、なぜ製造段階での品質管理が疎かになってしまうのか・・・、無駄に労力を使っているよなあ。