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「モビルスーツ・インアクション」（MIA）のフォーマットでMS以外のロボットを立体化する、バンダイの新シリーズ第一弾。
とは言っても、本作は2000年に発売されたウォーカーマシン・インアクション「ザブングル」をもとに関節可動に改良を加えたリニューアルバージョンです。
まあ元の商品が既に絶版だし、現在の目で見ても造形的には問題ないから、その判断は正しいように思います。
ライフル、３連バズーカ（組み換えで両腕に装備可！）、９連ミサイルポッド、ハンドキャノンとフル装備が可能な武装に、破損状態のウイングパーツも付属し、「なせばなる！ザブングルは男の子！！」状態も再現可能。
ディテールやモールドがダルいのは塩ビ製ゆえに諦めるとして、カラーリングや全身の墨入れは良い雰囲気に仕上がっており、可動範囲もデザインの割にすこぶる広いので（ザブングルがよもや正座できるとは・・・）、はちゃめちゃに動き回る劇中のイメージで遊ぶにはもってこいのフィギュアです。
関節が改良され、ポージングの幅が広くなっただけで商品としての印象が大きく変わるお手本のような商品と言えましょう。
パッケージも洗練されていてGOOD！
この調子でぜひ全WMの立体化を・・・、って絶対に無理だろうけど。