リボルテックタケヤ「十一面観音」


リボルテックの仏像シリーズが再始動。
まずは十一面観音菩薩
特徴的な11の顔は極小ながらも精密な出来。
ただし肌の露出が多い上半身の造形がイマイチです。
可動を仕込んでいるという制約ももちろんあるでしょうが、肉体表現は本格の仏像とは比べものにならず、これまで衣装でごまかしていた部分がついに露呈したって感じですかね。
さらにカラーリングはかなりくすんだ色味で、色調のバランスも悪く、何を狙っているのか分からない半端さ。
仏としての荘厳さは皆無です。
あまりにもクオリティの劣化が激しく、この先の展開がちょっと不安になってきます。
ベースは高貴な仏が乗る蓮弁をイメージ。
持物としては花瓶が付属しています。