■

主役ガンダムなのに、出来の良いプラモが存在しないV2ガンダム。
MG化もHGUC化も当面なさそうですし・・・。
それでも、無理矢理変形機構を盛り込んでフォルムが破綻してしまった1/60、1/100に比べると、この非変形の1/144モデルがもっともバランスが良いように思います。
誰でも簡単に作れて価格もワンコインの500円に抑える、ということでスタートした1/144「Vガンダム」シリーズですが、いつものように途中から迷走がはじまり、「HQ」などという冠を付けてターゲットの年齢層を上げたりもしてました（笑）。
もちろんすべて裏目に出たのはご存じのとおり。
バンダイって昔からホント堪え性がないんだよねえ。
ということで、シリーズ中期の1点である、このV2ガンダム。
値段は500円を越えているけど、クリアパーツで光の翼とディスプレイスタンドが付属しているので割高感はありません。
先に述べたようにプロポーションは良好だけど、残念なのはディテールの甘さ。
しかし、いかんせん小ささな立体物なので手を入れるにも一苦労・・・、ディテールアップパーツへの置き換えも大きさ的にちょっと厳しそうだし。
やっぱりリニューアルキットが早く欲しいぞ。