■

HGUCでもついに「黒い三連星」の高機動型ザクが登場！
さすがにMGキットを3体並べるのは予算的にも置き場的にも厳しいけど、HGUCだったら3個買ってもMG1個分程度だから編隊を組ませるのも充分可能です。
実際3個買う人も多そうだけど、さすがに僕は1つで我慢（笑）。
カラーリングも設定に忠実だし、どっしりとしたフォルムを持ちながらも程よいメリハリの付けられた良いプロポーションで立体化されています。
頭部もちゃんと大きくなってますし。
個人的にはもう少し漫画チックな大胆なアレンジの方がしっくりと来るんだけど、「HGUCシリーズ」であることを考えるなら、この方向性がベストでしょうね。
流用パーツはごく一部の、ほぼ新規造形によるキットですが、デザイン上の制約もあってか、可動性がイマイチ。
特に膝なんて、「いつの時代のガンプラ？」という印象・・・、これから派生機をどんどん出すつもりなんだろうから、まず「ベースキット」として、この点はもっと煮詰めておいて欲しかったなあ。
頭部は一般用と指揮官用の2種、さらにアンテナもアニメ調のものとリアル調の2種から選択可能。
武装も「ザク・バズーカ」、「ザク・マシンガン」、「ヒート・ホーク」がすべて同梱され、ライフルは左右どちらでも持てるようになっています。
さらにシールドに武装のすべてを取り付けられる新設定の武器ラックまで・・・、とは言ってもパーツは1個ですがね（笑）。
ということで、「可動」以外はおおむね満足できるキットでした。