1/20「フェラーリF2012 マレーシアGP」


2012年シーズン、またもチャンプを逃してしまったアロンソフェラーリ
それでも現役ナンバーワンの実力者がアロンソであることははっきりしたと思います。
グロージャンがいなければなあ・・・、とタラレバの話をしても仕方ないので、今年に期待ですね(でも「F139」もちょっと微妙な気が・・・)。
マシンの出来は最低と噂されたF2012ですが、キットとしてのクオリティは極めて高く、今回はフジミもしっかりと仕事をした印象。
これで2012年マシンのリリースは2台目と、開発スピードも驚くべき速さです。
そしてこのF2012ははじめからエンジンも付いています・・・、まあベース部はF10からの流用ですが。
それはともかく、F2012はエキゾーストパイプをエンジンから吊り下げていることをこのキットではじめて知りました。
でもカウルは接着して仕上げるつもり(笑)。
ボディ部はややトリッキーなパーツ分割ですが、パーツはピタッと組み合わさるし、排気口周辺のカウルを実車どおりの位置で分割し直すくらいで(この簡単な改造で完成後の見栄えが格段にアップ!)、あとは問題なさそうです。
フロントサスを組むと「へー、プルロッド式ってのはこういう構成なんだ」と納得できたり、評判の悪い段差ノーズの下面にはこんなに空力パーツが付いていたのか、など最新マシンの特徴を理解する「立体テキスト」としても楽しめますな。
今回はノーズを無理に一体化することはやめて、素直にサスを挟み込んでから最終的にノーズを取り付けることにしたいと考えています。
ただ、細かくランナーを分けている割に、ロアアームまで一体成型されたノーズ下部が赤いパーツだったのがちょっと「?」。
「う〜ん、惜しいっ!」って感じ。
フロントウイングは細かなパーツが多くて萎えてしまいますが、これは実車がそうなんだから仕方ないし、こちらはパーツがちゃんとホワイトで成型されているので染め上がりの心配も不要ですね。
総じてかなり良質のキットだし、段差ノーズも個人的に大好きなデザインだったので、丁寧にじっくり作ってみたいと思ってます。