1/25000 しまつみ「尖閣諸島」


領土問題でもめる尖閣諸島が「山岳立体地図模型キットのやまつみ」からペーパークラフトで登場。
これまで「やまつみ」として、国内の名山をリリースしてきたメーカーの、「島」をモチーフにした第1弾。
なかなかに挑戦的ですな(笑)。
アマゾンで限定30個発売ってのは、やはり「配慮」によるものなんですかねえ?
この模型は、等高線で切り抜かれているカラー印刷済み&糊付き厚紙を台座に淡々と積み重ねていくことで完成。
台座に治具を固定して紙を貼り重ねていくので、ずれたりするような失敗もなさそう。
スケールは1/25000なので等高線の間隔は10m、海抜-120mから標高360mまでの計480mが約2.7cmの高さで表現されます。
台座の大きさは40×15cmなので、1km×375mの海域が再現されていることになりますね。
とまれ、こうした単調作業はつい夢中になってしまうし、少しずつ形になっていくプロセスもすごく面白い。
そして完成したときの達成感はかなりのもの・・・、いきなりはまってしまいそうです(笑)。
海面にはアクリル板まで付属するなど、至れり尽くせりの内容で、少量生産の模型としてはかなりお買い得に感じました。
別途工具や塗料等も一切不要ですしね。
インテリアとしても使えそうだし、尖閣諸島周辺がこうした地形になっていたのか、という地理的な好奇心も満たしてくれる良いキットです。
ちょっと腕があれば、このキットを素材としてリアルなジオラマも簡単に作れそう。
ってなことで、今回ネットではじめて知った商品なんですが、ラインナップを見る限り「富士山」のキットがすごく魅力的なんだよなあ(笑)。