Wii U プレミアムセット kuro


いち早く次世代機の発売に踏み切った任天堂
Wiiの苦戦を踏まえ、まずは一番乗りでリードを稼ごうという戦略なのでしょう。
うちのWiiもほとんど稼働していない状況なので、かなーり迷いつつも、結局発売日にゲットしてしまいましたとさ(笑)。
しかも内蔵フラッシュメモリーが32GBで、その他縦置用スタンド等のおまけが付いている「プレミアムセット」の方を。
この新型機はWii+DS的なコンセプトで、据置タイプながらディスプレイ搭載型コントローラのタッチ操作で遊べるようになっています。
任天堂のゲーム機としてははじめて HD画質に対応、ようやくグラフィックもPS3並みになりました。
3Dにも対応しているそうですが、当然ながら対応テレビと3Dメガネが必要になるので、当面は2Dで我慢かな。
「We and You」という語源のとおり、テレビとコントローラの2つの画面を使ってみなでワイワイ遊んだり、(もちろん本体から通信できる範囲内だけど)テレビの電源をオフにしてコントローラだけでひとりプレイができるなど多彩な遊び方が可能なので、これからいろんな遊び方が提案されていくのでしょう。
しかし、結局Wiiでも斬新なゲーム性を持つものはほとんど任天堂製だったし、続編やリメイクばかりに頼り切っている今のゲーム業界からそんなにポンポンと画期的なアイデアが出てくるとは到底思えないんですよねえ(笑)。
それはともかく、Wiiとの互換を保った点(もちろん解像度のアップはなし)やデータをすべて引き継げる点も、充分評価に値すると思います。
DVDやブルーレイの再生機能がオミットされている点も割り切りが良くて僕は支持します。
ただし、付属のコントローラは1個で、しかも当面別売はなし。
6.2インチの液晶ディスプレイを搭載したコントローラはDSと同様にタッチパネルとモーションセンサーを装備しているので、別売でもかなり高額になるでしょうね。
むしろ3DSとも連動可能らしいので、こちらを2台目のコントローラにしてもらえた方がありがたいかも・・・、この辺は当面の売れ行きを見極めてからの対応となるのかなあ?
まあ、Wiiクラシックコントローラも接続可能なので、暫定的にはそれをつないで遊ぶとしましょう。
世界中のMiiが登場して様々な情報が表示される「わらわら広場」や、「iカラオケU」(JOYSOUNDと提携した有料サービス)などのゲーム以外のコンテンツも充実しており、そうした仕掛けはさすが任天堂という感じ。
とにかく、僕自身は任天堂のゲーム機とは思えないグラフィックの美しさと、処理能力の高さにまずは満足した次第。
あとは、今度こそ「尻つぼみ」にならないよう願うばかりです。