超合金 「UCR-10/A」


バンダイがついにアーマード・コアにまで進出。
これまで他社が堅実に育ててきた立体物なのに、そのおいしいとこだけを持っていこうとする、いかにもバンダイらしいやり方ですな。
フロムソフトウェアも版権降ろさなきゃいいのにねえ。
今後、最新作の「アーマード・コアV」関連商品がバンダイからしか発売されないということになれば、それはそれで残念ではあります。
売れなきゃすぐ見限るだろうしね、バンダイは。
今回製品化された「UCR-10/A」はアーマード・コアVのベース機体で、モチーフとしてはある意味で無難。
関節部には金属素材も使われているためそれなりに重みがあり、ACのイメージにはピッタリです。
右手用のライフル「URF-15 VALDOSTA」とバトルライフル「KO-2H4/PODENKA」、左手用のガトリングガン「KO-5K3/LYCAENID」とパルスマシンガン「UEM-34 MODESTO」など、武装も豊富に付属。
しかし、頭部や腰部のユニットは取り外し不可となっており、どうやら組み替え遊びは想定されていないようですね。
その点は非常に残念ですが、大きさは10cmちょっとの手のひらサイズなので、フォルムもディテールもギュッと凝縮された印象で、なおかつコトブキヤのプラモのような繊細さはなく、ガシガシと動かして遊べるACというのは非常に新鮮。
当初の文句はどこへやら、うまく棲み分けしてアーマード・コア全体が盛り上がっていけばいいな、と考え直した次第(笑)。
できれば次回作からでも良いので各部ユニット交換ができるような仕様に変更希望!