1/53 ロッキードL-10


イリアムズ 製。
アメリア・イアハートの最後の機体を再現したキットです。
もちろん新作ではなく、おそらく数十年前のキットをパッケージだけリニューアルしたものではないかと。
完成時の大きさから割り出されたとおぼしきスケールは妙に中途半端だけど、完成させると存在感はありそうです。
パネルラインは凸モールド、パーツも必要最低限だし、ディテールもかなり甘いけど、 こういうキットの方がむしろ完成時に味わいが出たりするんですよね(笑)。
デカールはイヤハート機用の他、一般機用のものまで含まれています。
で、余談ですが、この流線型のフォルムはどこかひかり号を想起させますね・・・、同じくらいの速度で動くものってデザインも似るのかも知れません。
なんとなく「ジェットビートル」にも似てますが、デザイナーの成田亨さんがこうした古き良き時代の飛行機のフォルムに大きく影響を受けているのはほぼ間違いないと思います。