RGガンダムMk-II ティターンズ


ムーバブルフレームという設定を持つ、ガンダムMk-IIがRGシリーズに登場。
内部フレームを完全再現するRGの仕様にもっともふさわしいMSです。
もちろんフレームの「アドヴァンスドMSジョイント」は新規造形、しかも成型色は2色で素組みでも充分な完成度。
コクピット部にはポッドらしきものも存在するし、フレーム状態でも飾り映えしそう!
外装を取り付けた後も、可動に連動して内部メカがチラッと見えるので、機械としての精密感がすごくありますね。
パイピングはMGと同じ布製パーツ、武装は「ビーム・ライフル」と「ハイパー・バズーカ」、「サーベル」が付属し、頭部の「バルカン・ポッド」も脱着可能。
さらにシールドには伸縮機構が盛り込まれるなど、1/144という小さなスケールにこれでもかとギミックが内蔵されています。
ただし、サーベルが異様に長いのだけはちょっとマイナスですかね(笑)。
成型もヘルメットパーツのスリットがきれいに抜けている点など、ホントにびっくりさせられます。
装甲に施されたモールドも外装の同系色の色分けもくどくなく、雰囲気は抜群。
パーツ数は多いものの、丁寧に切り出し、軽く成形するだけ(+若干の墨入れ、トップコード仕上げ)で立派な完成品が出来上がるのだから、むしろ「お手軽キット」と言えるかも知れません。
リアリスティックデカールも貼ればなお効果的なので、がんばろっと!
若干の心配は、完成見本をみる限りだと胴体(というか腰)がやや寸詰まりな印象を受けること・・・、果たして組み立てたらどう見えるかなあ?
今回、エゥーゴバージョンとあわせて2種がリリースされたけど、やはり個人的な本命はこちら。
マーク2のチョイ悪風の吊り目には、やはりこの色の方が似合うと思うのです。
装備品を含め、基本はエウーゴ版と同一の仕様ですが、なんと肩、胸部ダクト、脛のスラスター部にオリジナル設定の「機動試験用パーツ」が追加されています・・・、う〜む、どう考えてもこっちの方が売れるんじゃなかろうか(笑)。
仮に塗装する場合でも、ベース色は濃い方がいろいろと効果を出しやすいですしね。