1/48 A.R.K. クラウドブレイカー01


Xboxのアクションゲーム「叢-MURAKUMO-」(2002年) で、プレイヤーが使用する機体のひとつ。
ゲームのパッケージ等でも象徴に扱われているので、まあ主役メカということになるんでしょうね。
コトブキヤもそうですが、最近こうしたマニアックなアイテムを発売するメーカーが多くなっていることに対しては、何とも複雑な気持ちになっちゃいます。
せっかくインジェクションキット化の敷居が下がってきているのに、人気コンテンツは版権でガチガチに守られているので、なぜか広く知られているものがいつまでもプラモデルにならないという状況。
もちろん法的には何ら問題はないことだけど、著作権保護も行き過ぎると文化が衰退しちゃうし、模型業界にとっても決して良いことではないと思うんですよねえ・・・。
ただ現在は「文化」と「経済」が完全にイコールとなっているので、それを嘆くことじたいが時代遅れなのかも知れませんが。
ということで、キットは「安定」の出来映え。
もはやデザイン画の立体トレースについてはメーカー間の優劣などありませんね。
新興メーカーなので、パーツ分割や組み立ての方法、関節の強度等にはやや未熟さが垣間見えるものの、造形的な面では非の打ち所のない1点です。
武装として「ガトリングガン」と「マルチミサイルランチャー」が付属し、展示用のベースとマーキング用のデカールも同梱。
完成すると全高は16cm程度で、これまた標準的なサイズ。
どうも最近はキットのフォーマットまで画一化されているような気がするのは気のせい??