1/20「フェラーリF310B」


1997年シーズンのマシンで、ジョン・バーナードのフェラーリ最終作。
1996年型310の改良版ではなくほぼ新設計で、サイドポンツーンの処理などを見ていると、バーナードというよりはこの年に加入したロリー・バーンの手がかなり入っているような気もします。
シューマッハが年間5勝を挙げ、最終戦までヴィルヌーヴとチャンピオン争いを演じたものの、その最終戦のラフプレイでその年のドライバー選手権から除外されるという不名誉な事件も起こしてしまいましたね。
キットは少ないパーツ数で的確に組み上がるタミヤならではの1点で、ボディも赤1色だけだから、完成までのハードルはそれほど高くなさそう。
しかし、当時きっちり作ろうと思い、挫折した苦い思い出が(笑)。
この頃のタミヤ製キットの特徴として各パーツにかなり厚みがあるため、ウイングやデュフィーザー、カウルの端をシャープに整形するだけでもかなりの手間がかかり、そこで工作のミスが頻発(笑)。
結局途中で投げ出してしまったのだ。
今回再び(三度かな)入手したので、今度こそは「パチ組み」で完成させるぞ、と(笑)。