1/20「グローサーフント」


対傭兵軍装甲スーツ用の無人兵器。
複雑な機械のフレームが装甲の隙間から露出していて、とてもカッコイイ!
他のスーツよりかなり大柄な機体なので、並べるとその異様も際立ちます。
脚部の関節が人間よりも一つ多く、鳥のような逆関節になっている点も面白い。
それが猫背のポーズと組み合わさり、より不気味さを増しています。
各パーツはハセガワらしいシャープな造形で、繊細なディテールも施され、ランナーを眺めるだけでも楽しくなるほど。
ただし、ガンメタルの成型色にはちょっと驚かされましたが(笑)。
繊細なパーツが多かったり、開口する箇所がかなりあったりで、工作の難易度はちょいと高め。
丁寧かつ慎重な作業が要求されそうです。
関節の保持力もどう見ても弱そうだけど、ポーズ固定で仕上げるのが基本だろうから、その点はあまり気にならず。
こういう骨のあるキットも最近は少なくなってきたので、むしろ意欲が湧いてきますね。
頭部は前期型(オリジナルバージョン)と後期型のコンパチとなっています。
今回は基本形式の「地上型」でのリリースとなりましたが、まあこれからいろんなバリエーションキットが発売されるんでしょうね。