名車列伝Vol.3


セクションは大きく3つに分けられ、まずは日本人ドライバーの乗ったマシンから。
ロータス101ジャッド」(中嶋悟)、「フットワークFA14無限」(鈴木亜久里)、「ヴェンチュリLC92ランボルギーニ」(片山右京)、「フットワークFA16ハート」(井上高千穂)、「プロストJS45無限」(中野信治)、「ティレル026フォード」(高木虎之介)、「ジョーダンEJ12ホンダ」(佐藤琢磨)、「ウイリアムズFW30トヨタ」(中嶋一貴)、「トヨタTF109」(小林可夢偉)が紹介されています。
続くは(マイナーな)新興チームの(マイナーな)マシンたち・・・、「ダラーラF188DFZ」、「リアルARC1DFV」、「オニクスORE1DFR」、「ランボ291」、「アンドレアモーダS921」、「シムテックS941」、「パシフィックPR01」、「スチュワートSF1」、「ホンダRA099」、「トヨタTF102」、「スーパーアグリSA07」など、マニアックな車がずらりと並んでいます(笑)。
最後は著名デザイナーの作品ということで、ゴードン・マーレイの「ブラバムBT46アルファ」、パトリック・ヘッドの「ウイリアムズFW07DFV」、エイドリアン・ニューウェイの「レイトンハウスCG901ジャッド」、ロス・ブラウンロリー・バーンの「ベネトンB192フォード」、ジョン・バーナードの「アロウズA19」を取り上げています。
確かに第3セクションは名車ぞろいですが、残りは「どこが名車なの?」って感じ。
むしろ「迷車列伝」と名付けた方がぴったりのような気もしますが(笑)、だからこそ好きな人にとってはたまらない1冊でしょうね。
構成はこれまでと同様、1台の車につき画像4ページ、解説2ページの計6ページが割かれています。


三栄書房刊。