1/20「マクラーレン M23」


1973年から76年までの4年間で、2度のチャンピオンを輩出した伝説のF1マシンがついに再販!
実は数年前のホビーショーでこっそり(?)売られていた白箱のM23も持ってはいるのですが、やっぱり気軽には作れず、いまだダンボール箱に入れたまま。
これでやっと製作にとりかかることができそうです。
本作のモチーフとなっているのは、ジェームス・ハントがチャンプを射止めたは1976年の日本GP。
ウェッジシェイプノーズ、サイドラジエター、カクカクしたフォルムなどロータスの影響を強く受けたマシンですが、同時再販となった1/12スケール版が1974年仕様の大型インダクションポッドタイプなのに対して、こちらはサイドからエアを入れるローインダクションポッドタイプ。
はい、素直にこちらの方がカッコいいと思ってます(笑)。
タイヤは新規造形のものが封入され、デカールもカルトグラフ製。
しかしながらタバコロゴは当然として、マルボロをイメージさせるオレンジ部分もデカールでは完全に再現できず、さらにはグッドイヤーロゴも含まれておらず、せっかくのカルトグラフなのになんとモッタイナイ(その罪滅ぼしゆえかかカーナンバーは1,2,11,12,40と5種も入っています)。
ゆえにメーカーの完成見本もかなり間抜けな状態・・・、実車を忠実に再現するには他社のデカールを購入せざるを得ない訳で、つくづくタバコ問題が恨めしく思えますね。
フロントのアッパーアームやアップライトの構造などもリニューアルされているけど、基本はすでに35年も前のプラモデルなので、いかにタミヤと言えども、さすがに最新のキットのようにパチピタとはいかないだろうし、だんだんと気持ちが萎えてきました・・・。
シャープかつ低重心でありながらボリューム感のあるこの車のデザインは、かなり好きなんですけどねえ。