1/500「宇宙戦艦ヤマト」


宇宙戦艦ヤマトのオリジナルイメージに沿って、その姿を最新技術で立体化したプラモデル。
もちろん実写版ヤマトにあわせた新商品です。
映画を観に行くつもりは毛頭ないけど、映画公開が新キット開発の後押しをしたのであれば、とりあえずその存在意義だけは認めてあげましょう(笑)。
今回のキットのスケールは1/500で、全長は約530cm。
大きさ的にもちょうど手頃、フジミの同スケールの大和と並べてみるのも面白いかも知れません。
バンダイらしくパーツ分割の工夫や遊べる仕掛けなど見所も満載。
まず何よりも船艦模型でありながら接着剤不要という点には驚かされます。
1/350スケール版の目玉の一つであった主砲の回転にあわせて3本の砲身がタイミングをずらしながら上下に動くギミックが、手動式ながら今回も採用されていたりと、これまた「さすがバンダイ!」と唸ってしまいます。
実を言うと「ヤマトはこうでなきゃダメ!」みたいな確固たるイメージは持ってないので、基本的にはそれらしく見えれば不満はないのですが(笑)、今回のキットのフォルムは確かにTV版第1作の印象にぴったりな気もしますね。
グラマラスでありながらもシャープな印象で、とてもカッコイイ!
こうなるとバンダイ製の純粋なスケールモデルも見てみたくなります・・・、まあたぶん無理でしょうけど。
おまけは、艦載機の「コスモ・ゼロ」(2機)、「ブラック・タイガー」(2機)、「コスモ・タイガーII」(2機)。
さらにはディスプレイスタンドとネームステッカーまで付属しています。
ただ唯一の不満はボックスアート。
パッケージにはイマドキのCGが用いられていますが、ここだけはぜひ「絵」にして欲しかったところ。