1/72「無人軌道間輸送機HTV」


はやぶさ」の売り上げに気を良くしたのか、アオシマのスペースクラフトシリーズが本格始動。
第二弾は国際宇宙ステーションに物資を運ぶ補給機HTV。
いきなり地味な選択ですが、今冬に2号機が種子島から打ち上げられる予定なので、タイムリーと言えばタイムリーなのかも知れません(笑)。
と言いつつ、太陽電池パネルにクリアパーツが用いられるなど、模型としてのクオリティははやぶさよりもあがっている感じ。
パッと見たところではモールドもシャープだし、パーツ数もほどほどでとても組みやすそう。
問題は本体の大部分を占めるサーマルジャケットの表現でしょうな、やはり。
とまれ、こいつも任務完了後は不要品を詰められ大気圏再突入で燃え尽きちゃうわけで、はやぶさ同様に「せつない」宇宙船に間違いはないのですが、自律的に動くわけではないし、「缶ビール」みたいなフォルムなので、さすがに感情移入の対象にはなりづらいかな、と(笑)。