ハセガワ 1/20「ロータス 79」


パーツ構成はタミヤと大きく異なり、カウルパーツは一体化、他の部分も極力一体化が図られ、さらにカウル留めやウイングの(ちょっと大きすぎる気もする)リベットまでモールド入り。
同じモチーフのキットでありながらコンセプトの違いがはっきりと出ており、2台同時製作のような作り比べがかなり楽しそうです。
ホイールは6本スポークと4本スポークの2種が付いていますが、タミヤと違ってメッキがかけられていないのも個人的にはうれしい点。
当然エンジンも最新金型によるものなので、ディテールの再現度はこちらに軍配があがるかなあ。
デカールがカルトグラフ製なのもタミヤに差を付けている箇所ですね。
もちろん「グッドイヤー」のロゴもこちらには付属・・・、ん!?、2セット入っているじゃん!
これはタミヤに流用しろということですよね、ハセガワさん(笑)。
購入分にはヘルメットとホースジョイントのパーツが初回特典として封入されていましたが、もともとフィギュアを載せて遊ぶようなタイプじゃないので、さほどの喜びはなし。
ということで、2社ともに一長一短があるし、そもそも同じ車のはずなのに、パーツ分割も組み立て工程も完成品の印象も全く別物・・・、「模型」というものはつくづく面白いものだな、と思います。