1/48「VF-1J/A」


マクロス世界を象徴するVF-1がついに1/48という大スケールで立体化。
もともとが小型機なので、1/48といってもそれほど大きくはなく、むしろ程よい手頃感があるので、このスケールアップはうれしいところ。
頭部はJ型とA型の選択式で、コクピットパイロットはTV版に準拠。
キャノピーも、らしさは増すもののパーティングラインの処理が必要になるバブルキャノピーと、形状を犠牲にしパーティングラインの処理が不要なキャノピーの2種から選べるようになっているなど、初心者向けの配慮にも怠りはなし。
より航空機的に調整されたプロポーションと解像度のあがったパネルラインの表現(太細のメリハリまで付けられている!)は魅力的ですし、思ったよりもパーツ数が少ないので、「作ってみよう!」という気にさせられるのもうれしい点です。
武装は当たり前ですがガンポッドのみ、デカール一条輝、マクシミリアン・ジーナス、柿崎速雄の3機が再現できるようになっています。
エアブレーキベクターノズルの開閉や主翼の可動(左右連動式)など、ギミックもそれなりに盛り込んであるところがキャラクターモデルならではかと。
前作YF-19はバリエーション展開がなかなか難しいかも知れませんが、こちらはD、A/S型、さらにはスーパー/ストライク仕様などもあるわけで、どこまでキット化されるか今から楽しみです。