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Vガンダムが待望のMG化ということで、思わず2個も購入。
まあ1体はヘキサ固定で飾れば良いだけのことだしね！
小型MSなので、スタンダードな1/144スケールサイズより一回り大きいくらい（約15cm）の大きさですが、そこに変形機構がびっしりと組み込まれていて、組立はちょっと難儀そうだな、と。
それにしてもこのサイズでほぼ完全変形するのだから、恐れ入ってしまいます。
各部の小さなパーツが破損しやすい、関節の可動範囲が小さい、そして保持力もイマイチと、プロダクトとしては半端な部分もかなり見受けられるようですが、まだまだ実験的な側面が強いということで、むしろ、そのバンダイの姿勢を僕は高く評価したい。
劇中やHGキットの丸い印象が強く、当初はプロポーションにも違和感を感じていたものの、実際に手にしてみると、工業製品としては確かにこの程度のラインになるのだろうという説得力がある感じ。
Vガンダムのアイデンティティと機械としてのMSのバランスをうまくまとめた絶妙のアレンジで、さすがオリジナルをデザインしたカトキハジメさんだけのことはありますね。
ただ、Vガンダムに限っては大量の赤いコーションマークは似合わないと思うけど（笑）。
Vガンダムとヘキサという2種の頭部、すなわちコアファイターが2機セットされているのもバンダイにしては良心的な仕様と言えましょう。
付属の武器はビーム・ライフル（組み替えでビーム・ガンにも）、ビーム・サーベル、ビーム・フィンとビームシールド。
PET素材のビーム・シールドは薄くて、印刷の質感も高く、なかなかの出来映え。
まず1体目はパチ組みしつつ、もう1体は変形をオミットしてプロポーションを若干いじってみるつもり。
初回版には「MGクリアパーツキャンペーン」として青色成型のBランナーが付属していますが、内部フレームの密度が低い部分ばかりなので、あまり効果はなさそう・・・、よって使用は見送ることに。