クラフトワーク:コンピュータワールド


リマスター版での再発ということで、今さらの「名盤」を購入。
時代を先取りした複雑な構造を持つリズムトラックや、コンピュータを用いてコンピュータを礼賛するという「安易(に思える)」な態度のためか発売当時は評価が低かったものの、今やクラフトワークの代表作と位置づけられている1枚です。
無機的な繰り返しの電子音こそ、人間の感覚をもっとも遠くに誘ってくれる・・・、とても気持ちの良い音の数々。
リズムもメロディーも音色も、すべてが発表から25年以上経ったとは思えないほどの現代性を持っています。
個人的なベストは「電卓」(ピチカートファイヴの「コンタクト」も好きだし!)。
と言いつつ、「電卓」の日本語版ボーナストラックは今回入ってないんですね(泣)。
音質は確かにクリアなんだけど・・・、う〜ん、慌てて買う必要はなかったかなあ。