超合金魂「ビッグオー」


半額に釣られて、いったんはスルーしていたビッグオーの玩具を購入。
スタイリッシュかつ1960年代のアニメ(鉄人28号)や70年代の特撮もの(イナズマン等の石ノ森キャラ)へのオマージュに満ちた映像はかなり気に入り(ウルトラマンみたいな影絵オープニングも印象的だったなあ)、そのレトロなロボットデザインにも惹かれたものの、当時発売された立体物はプラモデルだけ。
当然、「超合金」として発売されるとアナウンスがあった時は、即購入を決意。
が、次第に詳細が明らかになるにつれ、嫌気が差してきました。
その理由は、一般販売されるものは「素体」のみ、オプションパーツを揃えるためにはバンダイの直営ショップで別途拡張パーツセットを買わなければならないということ。
しかも、台座は付属するのにディスプレイ用のアームは「拡張セット」、つま先は開閉するのにロジャーの愛車グリフォンは「拡張セット」、とファンを舐めているとしか思えない愚行の数々。
そりゃあそっぽを向かれる訳だし、半額にもなるでしょうよ。
とりあえずちょっと遊んでみたけど、全高20cm程度のほどよい大きさ、合金の比率は少ないけど、プラ部分の塗装の質感もかなりのもので、マッシブなプロポーションと鋳造成型品というイメージもうまく表現できていて、ビッグオーの立体物としては決定版的な出来映えなだけに勿体ない・・・。
それなりに動いてくれるし、腕部のサドンインパクトと胸部のキャノンパーティー、腹部のミサイルパーティーだけはこのパッケージだけでも再現できるので、それ以外は「なかったこと」にしようかと。
運良く拡張パーツセットの受注も締め切られていますしね(笑)。
ああ、ホントに勿体ない。