MG グフ ver.2.0


MG「ザクver.2.0」のフレームを一部流用し、ザクの発展系というモビルスーツの開発系譜を追える形で立体化されたグフ。
そのコンセプトには共感できるものの、だとすればゲルググver.2.0の発売のタイミングは明かに失敗だったのではないでしょうか。
グフ〜ドム〜ゲルググという流れで発売していれば、あれほど不評にはならなかった気もするのですが、いかがでしょう。
それほどに今回のフォルム、ファーストガンダム世代なら素直に感動できるものになっていると思います。
特に口の長い頭部の造型は、これぞまさにグフ、です!
ヒート・ロッドは球体ジョイントの連結でグニグニと動くし、動力パイプの組立は一部ゲート処理が不要になっているなど、ザクver.2.0よりも構成は更に進化。
おまけにマシンガン仕様ではない「普通の左手」まで同梱されるというサービスぶり。
動力パイプ部に隠れる部分でアーマーを分割するというアイデアにより、グフでありながら立て膝まで可能となるなど、ガンダム30周年記念を飾るにふさわしい1点と言えましょう。
アニメの色に近づいた成型色の薄いブルーも良い雰囲気ですね!
もちろんクリア成型のヒートサーベルや、1/100「ランバ・ラル」と「クラウレ・ハモン」も付属。
久々にバンダイの意地を感じさせる仕上がりのガンプラです。