1/20ファルケ


完全新規でファルケがプラモデルになるということも驚きですが、それよりもハセガワというメーカーのアイデンティティより、「マシーネンクリーガー」というコンテンツのアイデンティティを優先させたことの方が凄いと思います。
1983年に横山宏が製作したオリジナルを脊戸真紀が忠実にコピーし、その原型をスキャンしてデータを作るという開発手法をとったことも、ハセガワとしては英断だったのではないでしょうか。
それにしても箱がやたらと大きいですなあ(笑)。
本体パーツもバカでかいし、一方、配管やコクピット内部、Mk.54 2.3cmバルカン砲等のディテールは高密度で心地よいですね!
箱を開けただけでワクワクさせられてしまいます。
斉籐ヒールの原型によるパイロットフィギュア(立ちポーズの女性パイロットと着座姿勢の男性パイロット)も2体付属。
恒例のフォーマットによる塗装ガイドやデカールも同梱され、あの日東時代の新製品を手にした時の興奮が再びよみがえってくるかのよう。
日東製キットのようにプラも心なしか柔らかいし!
いやあ、ホント良い時代になったものです。