ファイアーフラッシュ号


おそらく、倒産した某大手ネットショップからの流出品なのでしょうが、定価で5000円を越えるものが1000円台で叩き売られていると、どうにも悲しくなってきます。
大人の復刻倶楽部から再販された「ゼロX号」もそれほど話題にはならなかったようだし、もはや「サンダーバード」ですら一部の大人しか興味を示さなくなっているのでしょう・・・。
ということで、サンダーバードの第一話に登場した記念すべき民間機「ファイアーフラッシュ号」はY字尾翼が特徴的な飛行機。
いかにも「未来の航空機」といった雰囲気の意匠でまとめられており、今見ても充分に面白い形をしていると思います。
どうしてこういうデザインが受けなくなってしまったのでしょうかねえ。
設定では翼にラウンジが設けられており、実際に乗って飛べたらさぞ気持良いだろうなあと思えるスペースなのですが(笑)、さすがに内部の再現までは難しかったようで、製作にあたってはその辺のディテールアップがポイントになりそう。
劇中で印象的だった主脚が出なくなったファイヤーフラッシュ号の着陸を補助する高速エレベーターカー4台ももちろん付属。
そして、その出来はかなり秀逸!
滑走路パネルも付属していますし、これは劇中シーンを再現しろということなんでしょうね。
決して「パチピタ」とは組み上がらないでしょうが、丁寧に完成されればかなりの満足感を味わえそうなキットです。
スタンドが付属しているのも何気にうれしいポイント。