フジミ「248F1ブラジルGP」


待ちに待った最新F1マシン(とは言っても既に3年落ちの型だけど)のインジェクションキット。
大御所タミヤでもできなかったことを・・・、恐るべしフジミです。
キットは最終戦のブラジルGP仕様で、シューマッハが最後の最後に乗ったマシン。
当然、1年の進化の過程で様々な空力パーツが取り付けられており、その複雑怪奇なフォルムを立体として眺められるだけで幸せになれそうです。
もちろん、ガレージキットではないのでエンジンやギアボックスも完全再現。
ブレーキ周りも大量のパーツを使って精密に表現されています。
が、ボディだけはこれまで見たこともない構成で、なんとノーズからリアまでのボディ上面が一体成型されているっ!
つまりカウルをはずしてエンジンを見るのは不可能ということ。
確かにうねうねとした曲面を持つボディで、なおかつ内部にもギッシリとメカが詰まっているので、こうした方が組みやすいことは確かだと思いますが、それにしても大胆なことをやるものですね。
一方、デカールはなぜかサイドポッドのボーダフォンマークが2種入り。
これからいつものように怒涛のバリエーション展開が始まるのでしょう(笑)。
パーツ構成を見る限りクリア版が出るのも間違いないと思うし、今回はカウル固定のプロポーションモデルで作るのがよさそう。
いや、「立体資料」として楽しむことが目的なら、もしかしたら仮組だけで満足できるかも。