1/60「VF-1S一条輝機」


長年バルキリーのアクションフィギュアを手がけてきたやまとだけあって、当然のことながら、バンダイの超合金VF-25よりも完成度は遙かに上。
ランディングギアのディテールや偏光塗装が施されたキャノピーも雰囲気抜群です。
もちろんVF-25よりは小型の機体ですが、ミサイルポッドや3連式対地ミサイル、ガンポッドといった武装の他、ボリュームたっぷりのスーパー&ストライクパックまで付属しているセットが1万円ちょっとで買えることを考えると、お買い得感もかなりありますね。
安易なバリエーション展開に走るのがやまとの欠点ですが、そのために各商品の単価を抑えているとすればやむを得ないのかも、などとバンダイVF-25と比較しながら考えた次第。
変形機構もしっかりとしているし、何よりもガウォーク形態でのポージングがばっちりと決まるのが、VF-25を弄った後ではよりうれしく感じます。
パネルラインもきっちりと表現されているので、軽くスミ入れするだけで見栄えもさらに良くなりそう。
バンダイマクロストイに参入したということでやまとは当初危機感を抱いたかも知れませんが、あのレベルじゃ当面は大丈夫だと思いますよ。
たぶん、かの大企業に「反省」なんて概念は存在しないでしょうから(笑)。