『F1モデリング』vol.37


セガワとフジミの新製品にあわせるかのようなフェラーリ312T2と641/2の特集記事。
マシンの解説やディテール写真に加えてキット評も掲載。
古い時代のマシンだから資料も集めにくいし、これから模型を組み立てる人にとっては、絶好の参考資料となるでしょう。
恒例の最新マシン集は2008年シーズン後半戦(13戦以降)に焦点をあてたもの。
今年の4台(4レース)としてマクラーレンMP4-23とフェラーリF2008に加え、シンガポールGPのルノーR28とイタリアGPのトロ・ロッソSTR3が大きく取り扱われていたのが個人的にはうれしかった。
その他、2009年シーズンから激変するレギュレーションを分かりやすく図解したり、1976年の名車「マーチ761」を大きく採り上げるなど、あいかわらずの濃い内容で、非常に満足度が高い1冊です。
東邦出版刊。