『オートモデリング』vol.21


約4年の空白期間を経て、久しぶりに『オートモデリング』が刊行。
全ページが1970年代F1マシンの記事で埋め尽くされた、ファン待望の1冊と言えるのではないでしょうか。
立体化されているのは、1970年の「ロータス72Cフォード」、71年の「タイレル003フォード」、72年の「ロータス72Dフォード」、74年の「マクラーレンM23フォード」、75年の「フェラーリ312T」、78年の「ロータス79フォード」、79年の「フェラーリ312T4」と計7台ものチャンピオンマシン。
さらにはタービンカー(「ロータス56B」)、六輪車(「タイレルP34」)、ウイングカー(「ロータス78」「リジェJS11」)、ターボ車(「ルノーRS01」)など、個性あふれるF1マシンの作例も所収。
F1キットのモデリングガイドや1976年と77年に開催された日本GPのデータベースまで網羅されるなど、隅々まで配慮の行き届いた内容となっています。
編集者の熱意がヒシヒシと伝わってくる気持ちの良いムックです。
モデルアート刊。