SHCM−Pro 量産型ザク


シャア専用ザクに続き、定番のバリエーション商品として「量産型」が登場。
カラーリングはもちろんのこと、陸戦用を再現するために細部のパーツ(バックパック、スネアーマー、頭部カバー等)が変更されていますが、価格も大幅にアップしているので、よほどの好き者でなければ買うのを躊躇してしまうのではないでしょうか。
値段の上昇にあわせ、マゼラトップ砲、両足のフットミサイル、シュツルムファウスト(2本)、クラッカー(3個)が新規に追加、シャアザクにも同梱されていたザクバズーカ、ザクマシンガン、ヒートホークとあわせて、フル装備状態の地上型ザクが再現できるのですが、それで「高額化やむなし!」と納得できるのはやっぱりマニアだけのような気がします(携行用に各種武装をマウントできる「クラッカーラック」と「マルチラック」は、面白いアイデアだと素直に認めますが)。
塗装と組立の精度については確かに文句のつけようがありませんが、あえて言うならもう少し完成品そのものの「重さ」も欲しかったところ。
足裏に金属パーツが使われてはいるのですが、それでも手にした時のチープな「プラモデル感」は拭えず、この辺りがガンダムにしろシャアザクにしろ、あまり評判が良くなかった大きな要因の一つであるように思えてなりません。