フェラーリ126CK


1981年にビルヌーヴが駆ったマシン。
優勝したビルヌーヴを先頭に5台のマシンが僅差でゴールし、「ビルヌーヴ・トレイン」と揶揄されたスペインGP仕様が再現されています。
この年からターボを積んだフェラーリですが、シャシーの設計が古く、かなりの苦戦を強いられたマシンゆえに、これまであまり立体化される機会もなかったので、ある意味、ファン待望の一台と言えるかも知れません。
キットはもちろん前作126C2のパーツを一部流用していますが、ボテッとした126CKのイメージはよく再現できているのではないでしょうか。
前作の欠点であったインタークーラーもきちんと実車どおりになっていますしね。
もともと古い時代のマシンだし、個人的にはそれほど強い思い入れがある訳でもないから、雰囲気を味わう程度の楽しみ方であれば、このキットで充分だと思います。