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昨年はシリーズ10周年の記念の年だったらしく、開発途中の「GT5」がお試し版という形で年末ギリギリに登場しました。
PS3自体が苦境にたたされているから、話題を集めるための企業戦略としても一応理解できるけど、であればもう少し安価で供給して欲しかったところです。
確かに60fpsで動くグラフィックは実車のようで非常に美しいし、新たに追加されたインパネ視点も充分使える視点となっているけれど、鈴鹿サーキットや富士スピードウェイなど5コース10レイアウトのみで登場する車は37台、ゲームモードも「アーケード」と3カテゴリ24イベントの「イベントレース」のみでは、価格の割に物足りなさを感じてしまうのです。
せめてチューンナップくらいはさせてもらいたいよねえ・・・。
逆にうれしい点もあって、ライセンス試験はもともと大嫌いなので、このまま本編版でもカットしてもらいたいところ（笑）。
さらに、ディスクのみではプレイできず、いったんHDDにインストールしなければならないのも痛い。
僕のPS3は20Gモデルなのですが、このゲームだけで容量を5GBもくうので、一気に空きHDDの空きが無くなってしまいましたよ（泣）。
ゲームシステムそのものに大きな変更はないのでこれまでと同じ感覚で安心して遊べますが、今回から他車を邪魔したり壁に接触した場合車速が一定時間落ちるというペナルティの概念が新たに加えられています・・・、ネットワーク対戦のことを考えれば当然の措置と言えるかも（それでも意地になってぶつけてくるヤツが多すぎ！向こうもペナルティを食らっているのかも知れないけど、こちらはスピンさせられて結局ぶつけてきたヤツにすら追いつけなくなる・・・）。
ダメージ表現はこのお試し版では盛り込まれていないものの、本編版ではきちんと再現されるとのことで、こちらも楽しみですね。
まあいろいろと文句も言ったけど、「クリオ・ルノースポールV6」（それも僕が乗っているフェイズ２クリオ）が収められているので、欠点はすべて帳消し、百点満点のソフトに認定します！
ちなみに特典のステッカーは・・・、どうもでいいや。