MGデスティニーガンダム


ネットの各店舗ではまさに瞬殺で、MG「ストライクフリーダムガンダムフルバーストモード」の悪夢再来とばかりに争奪戦が繰り広げられたMGデスティニーガンダムの特別版。
メディアリテラシーなどどこ吹く風、ネットの情報にみな煽られ、結果的に僕も発売日に実店舗で購入してしまいましたとさ。
実際にはかなりの数が出荷されたようで、どの店でも余裕を持って購入できたみたい・・・、アホなマニアよりバンダイの方が上手なのは当たり前、巧みな戦略で飢餓感を煽り、まんまとその術中に皆はまってしまったようです。
2回も前例を作ってしまった以上、残念ながら当分はこうした商売を許すことになるんでしょうね(笑)。
それにしても、こんなガンダムがなぜ人気あるのかさっぱり分かんない。
もちろんカッコいいなんて全く思わないし、むしろダサイさえと感じるほど。
これが受けるなんて、オタクの感性も鈍化の一途をたどっているんじゃなかろうか。



特別版はクロムメッキが施された内部フレームとなっているけど、そもそもパーツがアンダーゲートじゃないからゲート跡が目立ちすぎるし、さらにはメッキの厚みのせいで可動にも支障をきたすようで、なんともトホホな特別仕様でありました。
加えて、金銀のド派手なマーキングシールと1/20クリア成型フィギュア2体など、どうでも良いものばかりが特典となっていて、かなり哀しくなってきましたよ・・・。
で、一番の売りであるはずのエフェクトパーツですが、これまた武器のエフェクトはとんでもなくショボいんですよねえ。
PET樹脂に特殊プリントを施し、光で七色に輝く「光の翼」だけは確かに面白いけど、どちらかと言えば通常版にも付属させるべきパーツだし、そう考えるとこの特別版の意義そのものを全く認められなくなるんだよなあ。