ドイツ列車砲ドーラ


悩んだ末に予約した1/35スケール「ドーラ列車砲」がついに到着!
第二次世界大戦末期にドイツが投入したトンデモ兵器で、全長約43m、重量は約1500t、線路を2本使用して運用し、80cmの口径から約7tの弾を撃ったといいます。
設置して撃てるようになるまで数週間かかり、発射には数千人の兵士が必要だったにもかかわらず、1時間に3発程度しか撃てなかったという非実用的な兵器でもありました。
このバカバカしい巨大列車砲を、1/35というバカバカしい程のビッグスケールで立体化したのは香港の中小模型メーカー「SOAR ART」。
国内ではアオシマが代理店となり、定価10万円での完全受注販売とあいなりました(当方は約6万円で購入)。
梱包箱には267/280と記載されているから国内流通は300個弱・・・、もはやガレージキットですな。
模型サイズでも全長120cm、重量が26kg(!)、パーツ数は3000以上という破格で、パッケージサイズも105cm×52cm×35cmと超巨大!
運送会社の人もかなり重そうに運んできたけど、玄関にどんと置かれた重さ30kg弱のキットを部屋まで運ぶだけでも一苦労です。
今の所、世界一巨大なインジェクションキットだから、作る作らない(作れない?)は別にして、「記念」として所有しておく価値は充分にあると個人的には思っています。
ちょっと邪魔にはなりますがね(笑)。
ちなみに、画像で箱の上に置いているのは1/200「ヤクト・ドーガ」・・・、このくらいのデカさです。