ナゴムコレクション マサ子さん


2005年8月に発売されたCD。
仕事で80年代のことをいろいろと調べているうちにナゴムレコードのことを思い出し、その中でもとりわけヘンテコリンな女の子バンドの「マサ子さん」を突然聞きたくなったので、つい衝動買い。
姉妹によるツインボーカル、ギターの代わりに大正琴を用いたバンドで、ゲルニカP-MODELの流れを汲むその音楽性は、一部のマニアから高い評価を受けていました。
いわゆるインディーズ系のバンドですが、テレビ番組の「イカ天」で覚えている人も多いんじゃないでしょうか。
陰気で、おバカで、それでいてどこまでもポップな感覚は、当時の時代性を強く反映しており、その意味では80年代を象徴するバンドの一つと言ってよいと思います。
ボーカル担当の姉サブリナさんと大正琴担当のカナンさんがすでに他界されていたとは本当にビックリ。
ご冥福をお祈りいたします。