『ボトムズ AT完全報告書』


季刊雑誌『グレートメカニック』の増刊という位置づけで、新作・旧作含めた全ATの設定が詳しく紹介されています。
記事中の目玉は、何と言っても「スコープドッグ タイプ21C報告書」でしょう。
スコープドッグの構造を再検証し、全高4mの機械としての説得性をもたせようとするプロジェクトで、その結果導き出された各種の構造図やマーキングは、これからの模型製作の貴重な資料になっていくように思われます。
タカラやウェーブ、バンダイのキットに関する記事も充実しており、将来的にボトムズ版『How to build Gundam』として語り継がれそうな内容を持つムックと言えるのではないでしょうか。
双葉社刊。