1/350「宇宙戦艦ヤマト」


全長が約80cmにも達する巨大なヤマトのプラモデル。
定価が5万円近くもする一般向けのプラモデルって過去にあったでしょうか。
箱も超巨大なため、店で買って持ち帰るのは、かなり困難ですね(笑)。
むろん単なるプラモデルという訳ではなく、価格相応にスピーカー内臓のスタンドと赤外線コントローラリモコンが付属し、波動砲の発射音と発光、主砲・副砲・パルスレーザーの発射音と旋回、エンジン音とノズルの発光、艦橋・艦長室の内部点灯などが操作して楽しめる、マニア感涙の仕掛けもたくさん盛り込まれています。
さらには精密彫刻による古代進や沖田艦長等の1/350スケールフィギュアが12体、同じくコスモゼロやブラックタイガー等の1/350スケール艦載機が7機付属。
加えて戦艦模型には必須のエッチングパーツも付いており、上級者はさらなるディテールアップが可能になっているのもうれしいポイント。
豪華な両面ボックスアートは、高荷義之と加藤直之の両巨匠がそれぞれ手がけたもの。
初回限定として、その原画の大型ポスターも同梱されていますが、個人的な好みから言えば、やっぱり高荷さんの勝ちかな、と。
説明書は50ページを超え、パーツ数は約550点(それが接着剤なしで完璧に組みあがるのだから恐ろしい)・・・、なにもかもが破格のキットです。
作るのはそう難しくなさそうだけど、箱を開け、パーツをニッパーでパチンとやるところまでがとても勇気入りそう。