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小西康陽プロデュースによるカアリィのセカンドアルバム。
先行シングルは「？」って感じのものが多かったけど、1枚のアルバムとして通しで聞くと、それなりには楽しめるかなって感じ。
1980年代後半から90年代初頭にかけての、いわゆる「バブル期」を連想させるハイテンションナンバーが並べられていますが、ノーテンキな印象は全くなく、むしろ空虚な言葉の羅列の中に時代の影の部分が読み取れる「深さ」を持っています。
「東京は夜の7時」のリメイクが収められているのも、コンセプト的には納得できますね。
とは言いつつ、前作「カアリィ」が傑作中の傑作だっただけに、その完成度には遠く及びませんが・・・。