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F1にターボを持ち込んだのもルノー。
その後、驚異的な進化をみせたホンダのターボエンジンに後塵をはいしてしまいますが、他人と同じ事は決してやらず、F1だろうが市販車だろうが、常にアヴァンギャルドな試みを導入しては、後発のメーカーに模倣され、やがて追い越されてしまう、そんなルノーが愛おしくてたまりません。
ゴーン社長のもと、面白味のないメーカーにならないことをただ願うばかり・・・。
ということで、タミヤから久しぶりに再販された1980年のマシン「ルノーRE-20」ですが、単なる再販ではなく、ラジエター関係とブレーキローターがエッチングパーツで追加され、デカールはカルトグラフ、さらには金型の壊れたタイヤパーツは新規に作り起こしと、まるで今年のチャンピオン獲得を祝うかのような力の入れようであります。
3回の優勝を記録し、ターボ時代を到来させたメモリアルマシンの、シンプルで美しいスタイリングが存分に堪能できるキットですね。
すぐには作れないだろうけど、限定再販みたいだから、在庫のあるうちにおさえておこうかな、と。