「音楽」
まさか新作が聞けるとは思いもしなかった、17年ぶりに再結成のサディスティック・ミカ・バンド。
木村カエラのファンからは失望の声も上がっているようだけど、そんなの当たり前のことでしょうに・・・。
ちょっとエレクトロニカ的な要素も加わっているけれど、純粋なロックの音が楽しめる1枚で、5〜60代のおじさんミュージシャンにここまでやられちゃうと、若い世代はツライだろうなと同情してしまったりして。
加藤和彦とカエラ以外のメンバーがボーカルをとっている楽曲は、17年前のアルバムでもそうだったけど、各人のソロアルバムでやればいいじゃんとつい思ってしまうような出来で、できればトノヴァンがプロデューサー的な役割をきちんと果たして、アルバムのコンセプトやバンドとしての統一感をきちんと出して欲しかったところ。
ただ1点、そこだけがちょっと残念。