モデグラ7月号


待望のザブングル特集。
様々なアプローチによる作例、高荷義之のイラスト、関係者へのインタビューなどモデグラならではの切り口で楽しませてくれます。
1980年代初頭のキャラクタープラモデル全盛期に発売されたザブングルシリーズは、それまでのアニメプラモとは一線を画したキットで、斬新なボックスアートの魅力も加わり、20数年前には夢中で集めたものです。
当時の子供たちに与えた影響は大きく、今回の特集のコンセプトもまた往時の衝撃をいかに伝えるかに力点が置かれているように思えました。
ライターも編集者も好きな人間が集まって楽しく作ったであろう雰囲気が紙面からヒシヒシと伝わってきます。
懐古主義的と言えばそれまでですが、ガンプラフォーマット一辺倒の現状に一石を投じるという意味では大切な視点なのかも知れません。