【おもちゃ】

リボルテックタケヤ「迦楼羅」


海洋堂のこの仏像シリーズはしっかりとした造形で彩色も丁寧、しかも安いという、良いことづくめの商品で、通常塗装バージョンはすべて集めていました。
しかし「タケヤ式自在置物」へ展開していくと、作りは確かだけど値段が急上昇し、コレクションは断念(泣)。
円安や販売数の低下などいろんな要素があるんでしょうけど、PVCメインのフィギュアで7000円〜8000円もするのはちょっとねえ・・・。まあ仏像シリーズだけはすべて揃えられたので、ちょうど「区切り」もいいかな、と思っています。
「総指揮」はおなじみの竹谷隆之(っていうか竹谷さんが作ればいいのに、なぜ総指揮?忙しいのかな?)で今回の原型製作は谷口順一。クオリティが落ちているわけじゃないから、まあどうでもいいんですけどね。
モチーフはインド神話の神鳥ガルダに由来する仏法守護神「迦楼羅」。横笛が付属し、なんと口に開閉ギミックが盛り込まれているので、笛を吹くポーズも難なく可能。鎧や帯は複数のパーツで重なり合うような作りになっており、非常に立体映えします。しかもそれなりにちゃんと動くという。
他の仏像と違い、妖怪系のキャラのような印象を受けるので、遊びの幅も広がりそう。
約2年半に発売されたフィギュアなのに、同社の高額最新商品よりもはるかに出来がいいってのはちょっと複雑。