1/12「HRP-4C未夢」


ホンダP3に続く、ウェーブ久々のロボティクスプラモ。
となると、あまりにも有名な「ASIMO」が出なかったのは、やはり版権問題がややこしかったからなのかなあ。
でも、それはあくまで憶測。
独立行政法人産業技術総合研究所が開発元ってことでキット化のハードルも低かったでしょうが、産総研の女性職員5名の平均値から導き出されたという顔が意外に美少女ゆえ(失礼!)、「美少女フィギュア的に楽しめるロボット」として開発にGOが出ただけかも知れませんし。
とは言いつつ、キットでは肝心の顔の出来がかなり残念(笑)。
塗装済みのPVC製パーツなので製作は楽だし、微笑、驚き、怒りという3種の表情に差し替えできるなど努力の跡は垣間見えるのですが、いかんせん生の人間に近い顔の造形はまだまだ難しいようで・・・。
可動範囲は可もなく不可もなく、といったところ。
実機はVOCALOIDによる合成音声でしゃべったり歌ったりできるので、模型もボカロの歌を聴きながら弄るのが「正解」(笑)でしょう。