TAMEO 1/43 レッドブルRB8


散々迷い続けたものの、ついに1/43メタルキットを十数年ぶりに購入。
2012年のチャンプマシンのレッドブルRB8で、タメオの正規商品としてはこれがはじめてのレッドブルF1となります。
ドライバー別に2種商品化されましたが、当然ながらバーレーンGPで優勝したセバスチャン・ベッテル車を選択。
タミヤのRB6もそうだけど、このまま毎年レッドブルが組み立て模型にOKを出し続けてくれるとうれしいですねえ。
これまでキット化最大のネックと言われていたスポンサーデカールは、失敗しても追加で購入できないかわりに、あらかじめ2セット分入っており、万全の配慮と言えましょう。
で、久しぶりに見たタメオのキットですが、そのあまりのクオリティの高さに絶句してしまいました。
メタルパーツの成型はとても綺麗だし、バーツの勘合もヘタなプラキットより上で、ピタッと合います。
メタル+エッチングで構成されるウイング類も仮組み一発で決まる精度!
20年近く前のメタルキットしか知らないので、 驚くというよりも呆れてしまいました(笑)。
これもデジタル設計の恩恵なのでしょうかね。
インダクションポッドの上部だけが何故か別パーツで(塗装の手間を考えた分割?)、さらに少し隙間が出ちゃうけど、それ以外は問題になりそうな箇所はないし、むしろ形にするのはプラモデルより簡単かと。
それでもプラスチックに比較すれば表面は荒れているし、モールドも甘いので、表面処理と工作にはそれなりの時間がかかりそう。
あと接着にハンダを使うかどうかも微妙なところですね。
しかし何より問題なのは、老眼が進んできたので拡大鏡がないと作業ができなさそうなこと(笑)。
こうして小さな模型はだんだん作れなくなってくるんだろうなあ。