RC 1/12「ルノー5ターボ」


1978年にグループ4のマシンとして登場し、1980年前半のWRCシーンを駆け抜けたルノー5ターボ。
純粋なレーシングカーでありながら、カタログモデルとしても当時1800台を売り切ったという異色の一台です。
1983年からは廉価版(?)のターボ2がグループBで活躍しますが、やはりベリーニの手によるアヴァンギャルドな内装を持ったターボ1の方が遙かにカッコよかったですね。
リアシートを撤去して積まれた1.4リッターのターボエンジンや、そのオーバーフェンダーぶりを見ていると、ゼロから車を設計した方が楽そうだし、より強いモンスターマシンに仕上げられそうなのに、わざわざ安価な大衆車をベースにラリーに臨むという戦略はルノーならでは!
たぶん、このセンスは日本じゃあまり理解されないんだろうけど、そこがまたいいんですよね(笑)。
悪路を走破できるRCカーというのはたいそう魅力的なんだけど、なかなか走らせたいと思わせる車種がなかった・・・、しかしルノー5ターボとなれば話は別。
ボディは1981年に発売されたRCモデルからの復刻なんでしょうけど、同時期に1/24スケールのディスプレイモデルも手がけたタミヤだけあって、再現度は申し分なしですね。
もちろんマーキングステッカーも付いているけど、ここは市販車バージョンで仕上げるのも面白そうです。
使用されるシャーシはFFのM-05のダート仕様版。
ダブルウィッシュボーン4輪独立のサスペンション等もメカとして魅力的です。
高性能パーツを組み込むとあっという間に凄まじい金額になってしまうので、当面はノーマルのままで走らせるつもり(笑)。
でもダンパーくらいは変えた方が・・・って(笑)。