1/20「ロータス79 1979年仕様」


タミヤロータス79」のバリエーションキット。
ブラックビューティーと称された1978年のロータス79はその美しさのみならず、チャンピオンにも輝いたマシンなので模型化の必然性はよく分かるものの、翌年の1979年仕様車は結局1勝もできなかった「暫定マシン」だし、ブリティッシュグリーンというカラーリングも個人的にはちょっとイマイチ。
前年チャンプのM.アンドレッティはチームメイトのC.ロイテマンにすら負けてしまうし、模型としても定価がいきなり上がっているし、これを買う人はよほどの酔狂としか思えません(笑)。
F1キット応援隊として1個は買ったけれど、たぶん組み立てることはないだろうなあ。
特徴的な4本スポークのホイールをはじめ、エアアウトレット、ミラー、メーターの形状など細部に至るまで79年型を忠実に再現、開幕戦仕様のデカールはカルトグラフ製、さらにはドライバー人形まで付属するなど、タミヤの頑張りも理解はできるのですが・・・。
せっかくのカルトグラフ製なのに、タイヤのグッドイヤーマークがないというのも至極残念です。