■

1992年にマンセルをチャンプに導いた名車、「ウイリアムズFW14Bルノー」までもがフジミから登場・・・。
とは言え、FW16のような致命的なミスはなさそうだし、パーツの雰囲気も悪くない。
ノーズがちょっと長いような気もするけど、カッコイイからオーケーだし、フジミにしては久々に「アタリ」のキットかも知れませんね、これ（笑）。
イギリスGP仕様ということでサイドポンツーンのエアインテークは「全閉」になっていますが、せっかくだから半開や全開状態のパーツまで入れてくれたらいいのに・・・、どうせまたバリエーションキットを乱発するつもりなんだろうけど、出来云々よりもこういうところがフジミに嫌悪感を抱く大きな要因になってしまうんですよね。
フジミが真っ当な商売さえしていれば、模型としての不出来だってむしろ愛される要素になると思うんですけどねえ。
初回特典はいつものとおりシートベルトのエッチングパーツ。
タミヤとハセガワのロータス79の発売直後なだけに、比較すると数段クオリティの落ちることが明白になるフジミのキットだけど、キャメル、マンセル、ルノーエンジンと、好きなモチーフ満載のFW14Bが1/20スケールで出たのは正直うれしいし、タミヤの1/12モデルと並べられる日を夢見て製作開始です！