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マシーネンクリーガーに登場する傭兵軍の月面揚陸支援艇が、飛行機のハセガワよりキット化。
全長11mの大型メカなので、1/35スケールでも相当の大きさです。
まさか箱までファルケ並だとは思わなんだ。
横山宏のアーティストモデルではなく、新規造形品をもとにして設計されたらしいけど、複雑な面構成が美しく再現されていて、パーツを眺めるだけでも楽しいキットです。
豪快な上下分割だったファルケとは異なり、入り組んだフォルムを再現するために、今回はかなり細かくパーツが分けられています。
機体前方下面に付くレールガン、そしてメインノズルは可動式。
コクピット内のディテールもかなり見応えがあり、パイロットフィギュアも着座タイプと昇降タイプの2種が付属。
さらなる特典は、1/35スケールの「ファイアボールSG」と「SGプラウラー」が付属していること。
関節ごとに分割されるなどかなりのパーツ数で、改造やポージングの幅が出せる配慮にちょっと感動。
腕パーツが2組から選択できたり、バーニアにはスライド金型が用いられるなど、おまけにここまで力を入れるか、というくらいの充実ぶりです。
できればそれぞれ複数機欲しかったところですが、まあそれは贅沢というものでしょう。
シルクスクリーン印刷のデカールや恒例の塗装カード、ディスプレイスタンドやディテールアップ用のリベットパーツも同梱され、外箱は相変わらずの洗練されたデザイン・・・、一つのパッケージとして、まさに「完璧」な商品と言えましょう。